母だって、いやなもんはいや
この間、英会話の例文に
「私は自分の仕事が好きだけど、時々いやになることがある」というのを見つけて
ちょっと笑ってしまいました。
そう、そうなんですよね。好きな仕事についているけど
時々仕事に行きたくない日もある。
でも私、自分のこどもが小学生になった時
「あー今日は仕事いきたくないなあ」とか「心も体も、もうしんどい」とか、そういった弱音をこどもの前で言えなくなったのです。
なんでかというと、小学生ともなれば色々理解できる年ごろなんで
「母がそんなこといったらあかんな…」「こどもの前で親は弱音をはいたらいけないな…」と思ったんですね。
自分の親や祖母がこども(←私です)の前で、一切弱音を吐かなかったこともあるのかもしれません。大人はそういうこと言わないものだと思っていたんです。
でも職場の先輩が「なんでなん?いったらあかんの?人間ってそういうもんやろ?そういう気持ち、正直にいったらいいやん。人間味あふれるお母さんってええやん~」
といってくれたんです。
そう言ってもらって本当に心が軽くなりましたね。
それからはしんどいときは「しんどい」。もう嫌な時は「もういや」と正直にいうようにしました。
それがこどものこころの発達に本当によかったのか、あかんかったのか、まだよくわかりません。(←まあ「弱音や本音を言う」といっても「それをいっちゃあ、おしまいよ」レベルのことは自己規制はかけて言ってはおりませんが)
でも、うちのこどもをみるかぎりでは「人ってそういう時あるんやな」ということは理解できるようなったようで、私がしんどくて8時からダウンしてたら「大丈夫?」とリンゴむいてくれたり「ここに吐きな~」と洗面器にビニール袋をかけて持ってきてくれたりします。(←ちなみに、ちなみに、吐いたことなんて一回もないんですが(笑))
あと、上の子はもう思春期に突入しているのですが結構本音を話してくれます。
「しんどい」「もういや」「もうあかん~」…などなど。
思春期の本音ってよくかんがえると弱音が多いんですよね。大人なのに弱音を吐きながらも、なんとか生きてる母をみて
「あんなんでもまあ、なんとかなるのね。」と反面教師で大きくなってくれることもあるかも…とおもったりする今日この頃です。
母、きっちりしてなくてもOKです★