ひるまのこども yoshiekids

働くお母さん、おとうさんへ。学童保育の指導員(子3人あり)から昼間のこどもの様子をご紹介。こどもはいつもこんなことしていますよ~

年長さんは公園へ行こう!

先日、就学時検診のことを書いたので新一年に関するお話をひとつ。

ここ何年か思っていることがあるんですが、それは

「こどもたちの筆圧、よわっ!」ということです。

 

学童では宿題の時間があり、みんなの字を見る機会があるんですが…新一年生、ふにゃふにゃの字を書く子が多いんですよね。

鉛筆の問題もあるかもしれません(すんごく安い鉛筆は見ていて書きにくそうです。)また、慣れない字を書いて緊張しているのかもしれませんが…

やっぱり握力の問題かな…。

 

それと筆圧が気になったくらいの時期からなんとなく

ブランコにのれない(こげない)、ジャングルジムから降りれない、うんていでぶら下がれない…と遊具で遊べない新一年生が増えた気もします。

 

調査をしたわけじゃないのですが、やっぱりこの二つ、関連があるような気がしてなりません。だって両方握力いりますもんね。

遊具で遊べない子に話をきいてみると

「公園であんまり遊んだことない」子が多数でした。

保育園や幼稚園から帰るともうお外はくらいので、家の中で遊びますよね。休日は車に乗ってお出かけにいったり、イベントにいったりしてるみたいなんですが、地元の公園などで身体を動かして遊んではいないみたいでした。

こういうことを見ていると「公園で遊ぶ」というのは些細なことですが、こどもたちの体の成長には大きな役割があるように思います。

また、こどもは(と、いうか人は)苦手なことは避ける傾向にあるので、小学校に入ってうまく遊具で遊べなかったら、違う遊びを選択しますよね。それでどんどん上手にできる子との差が広がると…それが運動に対する苦手意識につながってしまいます。

 

また、一年生の体育は校庭の遊具を使って身体遊びが多いので、遊具が苦手=「体育が苦手」という意識に繋がってしまっても…残念ですよね。

 

まだ春まで時間はあります。なんといっても今は気候のいい季節です。

休日、地元の公園に行って遊具でいっぱい遊んでみてはいかがでしょうか?

なんせ「無料!」ですしね。おすすめです。